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2015-01-24 00:16    ルイヴィトンモノグラムレイユールネヴァーフルmm
「小銃はどうするのでありますか」  怯えた声がした。途端に山田曹長が言った。 「小銃はむろん手放すな! 当り前だ! あわてるな! 落ちついて行動せよ!」  竜太は無我夢中で室から飛び出した。と、司令部の辺りに焼夷弾の炸《さく》裂《れつ》するのが見えた。 「来たあっ!」  竜太は素早く防空壕に飛び込んだ。同時に前方の営舎の屋根にも焼夷弾が炸裂した。と見る間に営舎の各所から火が噴いた。  いつの間にか竜太たちは防空壕を飛び出していた。営舎の幾つかが炎上している。食糧倉庫、酒保の倉庫の屋根からも煙と火が噴いている。消火しようにも施す術《すべ》はなかった。それでも山田曹長の機敏な指揮で、炊事場と、酒保への延焼は、からくも食いとめた。全市の消防班の出動もあって、さしもの各営舎の火の手が衰えたのは、夜の明ける頃であった。市街地にはさほどの被害はなかったが、街全体がざわめいていた。 三  山田曹長を中心に、朝食を終えた一同は炊事場のテーブルに向かっていた。炊事班長も曹長であったが、いつのまにか先輩の山田曹長が留守班の長のような形になっていた。声も表情も明るく、言葉の一つ一つに不思議な説得力があった。山田曹長は一同の顔を見渡しながら、 「まず戦闘第一日目は終った。小銃と焼夷弾では残念ながら勝負にならん。しかし、われわれに一人の死傷者もなかったことは幸いだった。みんなよく頑張ったおかげで、この炊事場と酒保は無傷で終った。だが、みんな一昼夜で汚れてしまったなあ」  一同は顔を見合わせて苦笑した。焼夷弾を落されて、却《かえ》って心にゆとりができたようであった。竜太はぼんやりと、これが戦争かと思っていた。戦争とは、銃で撃ち合ったり、白《はく》兵《へい》戦で斬り合ったり、戦車に追われたりするものかとばかり思っていた。あのまま壕の中で死んでも名誉の戦死になるのかと、竜太は妙なことを考えていた。  山田曹長が言葉をつづけた。 「それでは、今後どうするか、それぞれよく考えて欲しい。中隊長は情勢によって臨機応変に身を処するがいいと言ったが、それは原隊が解体された時のことであろう。まだわれらが部隊は健在である」  一同は大きくうなずいた。 「一部は国境方面に、他は牡丹江に向かったまでのことだ。君たちはどちらを選ぶか。どちらに向かっても、激戦はまぬがれないだろう。さりとて、ここに留まっている意味合いはもはやなくなってしまった。食糧倉庫も水浸しとなってしまってはな。一日も早く家に帰りたいところだが、戦闘は始まったばかりだ」  山田曹長はちょっと笑った。確かにソ連軍との戦いはまだ二日と経ってはいないのだ。どちらにすべきか、情勢が如《い》何《か》になっていくか、全く予想のつかない兵隊たちには答えようがない。誰かが尋ねた。