tsutaya 新作 dvd 情報
null
null 物音がした方角———月の明かりがさしこむ窓際に、何か、異質なモノが立っていた。  ……それは、全身を包帯で覆った人間のようだった。 「—————誰だ」  人影は答えない。  ……背骨にたれながされる、極度の悪寒。  神経の中枢である脊髄をつたって、脳髄に知らされる死の気配。  ……人影は、ただそこにいるだけで、壊れていた。  明らかに常軌を逸した、ぎょろりと浮かび上がっている目。  けれどそこには確かな知性が存在していて、包帯の人物は狂気と理性を同時に兼ね備えているように見える。  どくん、とはねあがる心臓。  心拍数は限界をこえてあがっていく。