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null 黒部は言った。 「ふざけやがって……」 「来月一日といえば、あと十日ほどしかないが、警備のために、うちの山野組がお|膝《ひざ》|元《もと》にある兵庫県警をのぞいて、全国の県警や道警などに、特別非常召集が掛けられている。全国から一万人の機動隊が上京し、警視庁と合同で、東日本会結成大会を妨害しようとする者を徹底的に弾圧するそうだ。首相の江藤が直々に指令しやがったそうだ」 「…………」  山野組をひそかに裏切ろうとしている保守党の丸山幹事長の了解があったから、江藤もそのようなことが出来たのだろう……と、新城は言いたかったが、今は黙っておく。 「あんたも知ってるように、殉国会館は、皇居のお堀に面している。だから、機動隊は皇居だけでなく、お堀にもモーター・ボートを何百隻も浮かべて警備を固めるそうだ。|勿《もち》|論《ろん》、殉国会館のなかや外の道路だけでなく、近くのビルも警官だらけになるわけだが」  黒部は言った。 「…………」 「それに、結成大会に集まってくる関東の|極《ごく》|道《どう》組織の親分衆は、機動隊の装甲車で運ばれてくる。それぞれが、三十台の覆面パトカーに囲まれてな」 「ふざけてやがるな」 「昨日から、桜田の屋敷は|勿《もち》|論《ろん》のこと、東日本会を構成する極道組織の事務所や親分どもの屋敷は、機動隊の警備下に置かれた。よっぽど|俺《おれ》たち山野組が怖いんだ……いや、あんたの殴りこみが怖いんだ」  黒部は声をたてて笑った。 「山野組をバック・アップしてくれる丸山は、江藤が好き勝手なことをやってるのを黙ってるのか?」  新城はさぐりを入れてみた。 「なあに、全国の機動隊がいつまでも東京にとどまることなど出来っこないから、警戒がゆるむまで我慢してくれ、と俺たちに言ってくれている。東日本会が結成されても、みんな|怯《おじ》|気《け》づいてやがる連中ばかりだから、うまくいく|筈《はず》はねえよ。こっちは、一つずつ撃破していくだけのことさ……」  黒部は言った。 「桜田を|殺《や》ったら、東日本会はバラバラになる可能性はまだ充分にあると言いたいんだろう?」 「そういうわけだ。警戒が厳重な今や、結成会にわざわざ襲うことはない。結成会が終わって警戒がゆるんだときがチャンスだ」