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2015-02-05 17:13    ミュウミュウ化粧ポーチ
「聞いていた通りです——いや。僕は、ダーリオ・ラン。この船の、まあ船長みたいなことをやっています」  船長みたいなこと? ケアルは一瞬首をかしげたが、自分のように偉そうな肩書きを名乗るのを恥ずかしいと思っているのだろう、と考えた。  実際、船内を案内しはじめた彼は、なかなか好感のもてる若者だった。機関室の説明もわかりやすく丁寧で、船体につかわれている金属に話がおよんだときは、拳を握りしめ目を輝かせて、誇らしげに語ってくれた。  だが申し訳ないことにケアルは、彼の話の半分も聞いてはいなかった。水夫らしき人影がひょっこりあらわれるたびに、エリではないかと目をこらしていたのだ。  船の中をすべて回ったが、エリの姿はどこにもなかった。しかし、冷静に考えてみれば、もしエリがこの船に乗っているなら、ケアルが来ているのを知って無視するはずがない。真っ先に飛び出してくるはずだ。それに、そもそもハイランドに到着して、ケアルにひとことも言って寄越さないはずがないではないか。  この船はやはり、昨年最初に輸出した羽根がつかわれているのだろう。デルマリナの造船技術もずいぶん進歩したというし、こんなに早く新しい船が完成してもおかしくないのかもしれない。  そうなると気になるのは、別のことだ。 「ところでこの船の、船主はどなたなんですか?」  お茶を一杯いかがですかと誘われ、船長室らしき部屋で卓をはさんで腰をおろしたケアルは、いちばん気になることを訊いた。 「船主は、いません」 「は……?」  聞き違いではなかったかと、にこにこ微笑む若者の顔を見なおす。 「言ってみれば、この船の乗組員全員が船主ですね」 「それは……どういう……?」  ケアルが目をみひらいたところで、お茶が運ばれてきた。これもまた驚いたことに、お茶を運んできたのは、十五、六歳の少女である。船には、客として女性を乗せることもあるが、女を乗せると海が荒れるとして、水夫たちはいやがるのだ。ところがこの少女は、どうしても客には見えない。 「こちらが、あのケアルさんだよ。ライス領主さまだ。ご挨拶なさい」  ダーリオに言われて、少女はぺこりと頭をさげた。ケアルはまたも、目をみひらくしかなかった。あのケアルさんだよ、だって?  少女が恥ずかしそうに船室を出ていくと、ダーリオはケアルに向き直った。