ルイヴィトンヴェルニスーパーコピー
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null「どうしたの。疲れてるんじゃないの」 「そんな優しいこと、もう言わないで。あたしたちはもっと憎み合わなくちゃいけない。そうしないと子どもが残せないのよ」 「何を言ってるんだかわからないよ」 「いいの。わからなくても」  私は彼の喪服のズボンのベルトをはずし、堅くなっているそれをつかみ出してべろべろと舐め回した。蕗男はうめき声をあげ、まもなく私にのしかかって来た。彼に牧男が宿るまでさほど時間はかからなかった。私たちはこの世の終わりが来るかのように何度も抱き合った。翌日も、いっぱいした。生活に必要な時間以外は、ただ抱き合っていた。そのまま何日そうしていただろう。次の生理がいつ来るはずだったのかすでにわからなくなっていた。もちろん私は妊娠していた。  妊娠してますます私は蕗男を求めるようになっていた。ある時はあのタオルの上の血の煮こごりの夢にうなされて飛び起き、寝ている彼のそれを思いきり舐め回した。そして下着を脱いで彼の顔にまたがった。彼はもがきながら堅くなった。私はそれを自分の中に突き立て、自分の体の中をかき回した。 「恐いよ。ねえ、そんなことして大丈夫なの?」  そう言いながら蕗男は私の要求に必ず応え、決して萎《な》えるときはなかった。  こんな生活でも今度は流産することはなく、妊娠は無事安定期に入ったが、それでも私はまだ蕗男をかき回し棒としてこき使っていた。私はまるで蕗男の体の中の精液を全部出させてやる気でいるみたいだった。そしてそれでも飽きたらず、彼のいない時は自分で自分を慰めた。私の中の暗黒は、蕗男と、その子どもと、牧男の亡霊の三人がかりでも埋められないのだ。きっと一生私はこの渇きの中でもがいていなければならないのだ。  気がつくと、いつかの夏の夜の庭だった。あいかわらず部屋ではパーティーが行われていた。私は小さい子どもの手を引いて、ゆっくり庭を歩いていた。やっと歩き始めたその子は、暗い茂みを見つめていた。ざわざわという音に混じって、聞き覚えのある声がした。 「子どもに会いにきたんだ」  茂みの揺れる大きさが、彼の身長を感じさせた。 「あたしにはあんたが見えないわ」  と私は言った。 「そうか。見えないのか」  声は残念そうに言った。