收藏

百年の孤独特約店編集

人夢可酒(ひとむかし) 720ml 40度
__4,11400
人夢可酒(ひとむかし) 720ml 40度 
大分県 久保酒蔵 長州蒸留蔵 久保(くぼ) 全麹仕込 黄麹 麦焼酎 1800ml
__2,70000
大分県 久保酒蔵 長州蒸留蔵 久保(くぼ) 全麹仕込 黄麹 麦焼酎 1800ml 
なかむら 1800ml 25度 手作り甕仕込み なかむら酒造場
__3,98000
なかむら 1800ml 25度 手作り甕仕込み なかむら酒造場 
櫻井 米古酒40度原酒 720ml
__4,98000
櫻井 米古酒40度原酒 720ml 
「やっぱり、最終章が入ってる方でしたね」  俺は言った。篠川さんは無言でぱらぱらとページをめくっている。小菅結衣がどの版を持っているかはこれで確認できたが、依然として謎は残っている。それなら、どうして感想文では最終章が無視されているのか。 「……あ、やっぱり」  低いつぶやきが聞こえた。本を開いたまま、篠川さんは手を止めていた。 「だいたい、分かりました」 「え?」  と、俺は聞き返す。 「なにが分かったんですか?」 「どういうことが、起こったのかが、です」  いくつかのページの天をまたぐように挟まっている、栞のような二つ折りの紙片を彼女は指差した。「ハヤカワ文庫|註文《ちゅうもん》カード」という文字の下に「取次・書店名」の欄があり、書名やバーコードも印刷されている。つまんで取り出しやすいように、半円形の切り込みがはみ出していた。 「これ、ご存じですか」 「ええっと……見たことはあるんですけど……」  なんのためにあるのかはよく分からない。彼女は一つ咳払いをして、すらすらと説明を始めた。 「これはスリップといって、新刊書店に入荷される本に挟まっているものです。お客様に売る時、レジでこれを抜き取って保管しておくんです。どの本がどの程度売れたかをチェックして、追加の発注をかける……主に在庫管理のためのものですね」  俺は無言でうなずいた。それと感想文の話がどう繋《つな》がるのか、見当がつかなかった。 「古書店にとっても、このスリップの有無は一つの目安になります。真新しい本が買い取りで持ちこまれた時、もしスリップが挟まっていたら注意が必要です。普通は書店で抜かれるはずのものがそのままになっている……万引きされた商品の可能性があるんです」  俺ははっとした。 「それじゃ、この本……」
表示ラベル: