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2015-02-06 23:07    chanel財布ランキング
「そんなことはない」  隅田は辛抱強く笑顔を浮べている。「|俺《おれ》は比沙子をいつだって忘れていない。愛しつづけているよ」  比沙子の|瞳《ひとみ》に涙が|溜《たま》っていた。 「でもあなたは平気な顔で私を裏切っているじゃないの」  そういうと|堪《たま》りかねたように両手で顔を|掩《おお》い、うつむいて肩を二、三度揺らせた。「こういう病気なんですもの、あなたの体がどういう風になるか私だってよく判るわ。だから一生懸命あなたを満足させようと努力してるのよ。それなのに、あなたは私に飽きるとすぐどこかへ行っちゃう……」 「比沙子が一生懸命尽していてくれているのはよく判っている」 「だったら……」  顔をあげ、うらめしそうにみつめる。「こんな病気になっても、私たち二人は私たち二人だけのままケルビムになりたいの。私はあの人、あなたは香織様……それだけでもうたくさん。私たちにほかの女や男はもう要らないの。もし必要になっても、二人だけでじっとケルビムの日を待ち続けるのが愛情だわ」  その言葉を比沙子は長い間言いたかったに違いない。マキのマンションで、そこに住む女たちと思い切った肉の狂宴を味わってから、隅田はひんぱんに比沙子を置き去りにするようになっている。奔放なパーティーを終えて戻って来ると、比沙子はがむしゃらにしがみつき、ねじ伏せるようにして隅田を求めるのが常だった。|見《み》|棄《す》てられた夜、比沙子の肉がどれ程うずいていたか……その激しさが隅田には|愉《たの》しみでもあった。  隅田はマリファナを巻いた細い煙草をくわえ、火をつけた。酔いはしない。ただ普通の煙草では感じなくなった|刺《し》|戟《げき》がとり戻せるだけだ。 「ここへおいで……」  隅田は女たちの所からたった今戻って来たばかりだ。もうマキのマンションへも時々しか行かない。マンションはほうぼうにあったし、女達も大勢いた。  その日、比沙子はいつものようにむしゃぶりついて来なかった。今日こそは言おうと覚悟をきめていたようだ。しかし成長した患者がそう長く欲望を抑えていることなど出来る|筈《はず》がない。隅田には比沙子の内部の|昂《こう》|奮《ふん》が手にとるように判った。ここへおいで、とベッドの端を手で|叩《たた》き、ゆっくり|寛衣《キトン》に着換えると、比沙子の胸が激しく上下しはじめる。 「言って聞かせることがあるんだ」  比沙子は夢遊病者のようにふらふらと近寄り、体を投げ出すように腰をおろすと隅田の|膝《ひざ》を抱きしめた。もう言葉もない。 「比沙子を放って置くのは俺が悪い。しかし比沙子は少しは考えを変えなくては……」  隅田は背中を優しく|愛《あい》|撫《ぶ》し、「俺達はもう普通の人間ではないんだ。人間以上の存在になっているのさ……判るだろう」  比沙子は膝に顔を伏せたままうなずく。