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「あった!」  単身《ワンマン・》楽団《オーケストラ》だ!!  それは、想像以上に巨大な装置だった。  高さは約二メートル、地下室の天井にまで届いている。だがそれよりも驚きだったのは、横幅だ。五メートル以上にわたって、巨大な機械装置が横たわっているのである。  鍵盤《けんばん》のないパイプオルガンのように、オドマには見えた。何百本もの真鍮製《しんちゅうせい》のパイプが絡《から》み合い、天井へ……地上の山荘へと続いている。制御卓らしき装置には鍵盤こそなかったが、その代わりに無数のランプが点滅して、作動状態であることを示していた。  さらに、天井から本体の背後へ回り込むのは、無数の太いケーブルだ。あれが山荘内の人間の情報を取り込み、本体に送り込んでいたのだろう。  自動単身楽団……それが今、二人の目の前にあった。 「うおっ!!」  短く声をあげて、コモデが飛び出す。 「コモデ!!」  その背中が、たちまち黒い霧に包まれた。  奥の壁に背中を押しつけて、メイニアはリリエナを抱きしめる。マナガを立たせるのに手を貸した後、そこでじっとしているように言われたのだ。  そのマナガは今、ドアに背中を押しつけて、かろうじて立っている。  マティアは二歩ほど下がって、巨漢を見つめていた。 「マナガ……」  気づかわしげな少女の言葉に、マナガはもうかすかに笑みを浮かべるだけだ。  精霊は、死なない。
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