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カルティエ財布コピー編集

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 中央のひときわ高くしつらえた祭壇の上に、帝と祥子が横たわっていた。帝のご遺体はすでに腐乱し、青白い蛆《うじ》がわいている。  よく見ると祥子の体も腐り始め、恐ろしげな形相をした雷神の住処《すみか》となっていた。  前嗣は息を呑んで立ちつくし、おぞましさにじりじりと後ずさった。その気配を察した祥子が、凄《すさ》まじい形相でふり返った。 「おのれ。我に恥をかかせたな」  そう叫ぶと、地に伏した醜女《しこめ》たちに前嗣をくびり殺すように命じた。  前嗣は追いすがる醜女や雷神をかわし、現《うつ》し国と黄泉の国の境の黄泉比良坂《よもつひらさか》まで逃げ、巨大な岩で坂の出口を閉ざした。 「愛しい前嗣さま。あなたがこんなことをなされるのなら、わたくしは現し国の民草を、一日に千頭《ちがしら》くびり殺すことにいたしましょう」 「怖れるがよい。おののくがよい。前《さき》の帝のように血を吐いて事切れるまで、わらわの呪縛《じゆばく》から逃れることは出来ぬのじゃ」  二つの声が交じり合いからみ合い、ひとつになって頭の中で響きわたる。  前嗣は頭が割れるような痛みを覚えて我に返った。  すでに陽が落ちあたりは底冷えしているのに、全身に冷たい汗がふき出していた。  黄泉の国での祥子の叫びと、采女に乗り移った加奈子の叫び声はよく似ていた。  その理由が前嗣にもようやく分かった。  黄泉の国は死という現し国の不浄が集まった所である。死は誰にも均《ひと》しくおとずれるものだから、人は必ず現し国から黄泉の国へ行く。  日の国浄の国である現し国と、夜の国不浄の国である黄泉の国は、対極にありながらひとつである。それは光と影のようなものだ。  だからこそ現し国を清浄に保つためには、黄泉の国との境を厳重に閉ざさなければならないのだ。  朝廷も同じである。天照大御神の子孫として神々に礼を尽くし、この国に君臨するためには、あらゆる不浄から身を遠ざけなければならない。  だが帝も公家も人である以上、老病死から逃れることは出来ないのである。
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