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ルイヴィトンヴェルニ新作バック編集

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「話があるんですけど……」 「ああ、何でも聞いてやる」  秋葉の様子がしおらしく見えるのは、俺の気分のせいだろうか。 「例えばの話ですよ。もし、私に恋人が出来たとしたら、兄さんはどうします?」  何かの冗談だろうか、秋葉が秋葉らしくないことを口にしている。酒というものは恐ろしいものだ。もしくは酔っ払っていないように見えるだけで、本当のところは泥酔状態なのだろうか。 「そうか、それは良かった。お前にもやっと恋人が出来たんだな。心配してたんだぞ。せっかく容姿はいいのに、性格がこんなだからなあ。一生彼氏なんてできないんじゃないかって思ってたんだ。朗報だ、素晴らしいことじゃないか」  俺がそう言うと、秋葉はじろりとこちらを睨みつけた。どうもまずいことを言ってしまったらしい。 「兄さん、私は真面目な話をしているんです」  どこが真面目なんだよ、と突っ込みを入れたいところだったが、どうやらある程度は真剣に意見を聞きたいようなので、それはやめておくことにした。 「悪い。でも、どうするって言われてもなあ」  そんなこと、これまで考えたことも無かった。今すぐに考えろと言われても、それは無理な話だ。秋葉が男と並んで歩いている姿なんて、想像出来るはずがない。 それに気分は悪くなる一方で、正直かなり辛い状態だ。頭がうまく回転しなかった。 「どうだっていい、兄さんはそうおっしゃりたいわけですね」 「そんなことはない。本当に分からないんだ。あまりに話が突飛過ぎる」  酒に酔った勢いで秋葉がこんな話をしているわけではないようだ。それぐらい目を見れば分かる。俺は秋葉の真意を掴み損ねていた。 「じゃあ聞くけど。もし俺に恋人が出来て、その恋人をこの家に連れてきたら、お前はどうするんだ?」  俺は逆に質問する。ともすれば倒れそうになるのを必死にこらえて。 「そんなこと……、分かりません」
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